12月の終わり、凍えるような夕方がありました。
キーンと冷たく、思わず缶コーヒーを買わないとやってられないほど。
そんな中でも、子どもたちはとても元気に遊んでいます。
いつも公園で集まる仲間がいるので、一緒にいらしたお母さんたちと話していると
「そろそろ霜柱とかあるかもしれない、
もしできたら明日の朝8時にまた集合しようか!」
という約束になってしまいました。
(え、準備できるかな、という気持ちも多少ありつつ・・)
小学校に通う子たちは、日が沈む薄暗い公園が日常。
娘はいつもと違う朝の景色をとても楽しみにしていたようです。
近所の公園は池があるので、だいぶ冷えるはずです。
私はいつもより多めに服を着こみました。
やわらかな朝日が当たって、もう溶けちゃったかな?と探すと、
あったあった!霜柱!
ザクザク踏んだり掘ったり、氷の板を見つけて触ったり。
冷たい冷たい、もう持てない!
池の脇の草むらの中に入ったり、太い枝を重ねて、強い葉っぱをつなげたり
入り口出口の橋を作って大人が落っこちるかどうか(ドキドキ・・!)試してみたり、
それは豊かな時間でした。
朝の冷たい空気が沁みますが、とっても清々しく、キラキラと光っているようです。
1時間ほどの短い時間でしたが、朝の時間にとっても満足した様子。
もっと寒い地域の方は、身近にある日常のことかもしれませんが、(羨ましい限りです!)
舗装された道が多い地域では、こんなことがささやかな喜びになります。
無いだろうな、あるかな〜と見ていると、そんな目になって、通り道の花壇などでも見つけて嬉しい!
私が小さな頃、学校の行き帰りに田んぼの霜柱踏みながら学校に行ったことは微かな記憶ですが、
こういう時の気持ちと感触は大人になっても案外心に残っているものです。
こたつに入ってゆっくり暖まっているのもとてもいい時間ですが
思い切って外に出て、一緒に遊んで味わってみると、いつの間にかほかほかです。
缶コーヒーは一瞬で冷たくなりますが、それもまた笑いながら。
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